WORDS 詩・小説

風呂上がりの「コーヒーゼリーサンデー」が、なおさらおいしいってことに今さら説明なんていらないだろ?

コーヒーゼリーサンデーおいしい。

それは、もう
例えも説明もいらない。
さらに、そう
風呂上がりなら
なおさらのことに決まっている。

水風呂に浸かりながら想う。
情報があふれる息苦しさを。
湯気に見入りながら考える。
野蛮な行進の無難な場所で
笛を吹いている奴らのことを。

王様は裸じゃなかった。
小さな布マスクをあてがっていた。

日曜日のような平日が続く。
みんな元気かい?

ここはひとつ
ジェントルでいよう。
もう少し踏ん張ろう。
風呂上がりの
コーヒーゼリーサンデーが
待っている。