FROM FRONT フロントより

寒くはないと安心のなかに
しっとり湿度を感じる
低気圧の月曜スタートです。
札幌、もうあちこちでライラック咲いてる。

風が強くて
ベランダで栽培を始めたトマトやネギは
いったん部屋の中に避難させています。
でも、洗濯ものを干せる季節になった。
それだけでもうれしい。

しかし、
またしても出てきっやがった。
ティッシュ。
ティッシュの残骸。
ちりちりバラバラになって
洗った衣服にまとわりつくあれ。
洗濯における、テロです。

一気にトーンダウンしちゃう。

その主犯格は、息子なんです。
そんなことは
明らかなので
事前にポケットをチェックしています。
ふりかえってみると
あ、あのズボンだけ
なぜかしっかり確認しなかった。
思い当たるんです。悔しくも。

あの野郎!という怒りもありつつ
自分がわるいと、ひっこめる。
しっかりチェックしなかったんだし
そうそう、自分がわるいとなだめる。

でもね
なんでしょうか
そのときは、スッキリしない。
ウッドパネルを敷いたばかりの
ベランダにちりちりバラバラ漂う
白いティッシュの残骸を目にしたせいか
憤慨しているのがわかる。
すると
本当に、そうか?と、問うてきたんです。
己が。

本当に、自分がわるいのか?
自分がわるいと引き受けることで
物ごとを荒立てないようにしている。
それはそれとして
いったん、本当に
自分がわるいかどうか
ちょっと聞いてくれと
言ってきたんです。

悪いのは、やつだ。
ポケットにティッシュを入れっぱなしの
あいもかわらずのあいつだ。
そもそもだ。
で、
私は、ティッシュがあるものとして
事故を防ぐために確認することを
自分に命じている。いつも怠らない。

まず、その努力を認めよう。
ねぎらってあげよう。

ただ、今回は
ちょっと奥にあったのか、
ティッシュがないと判断した。
そしたら、あった。それだけだ。
私は、ちっともわるくない。
ぜんぜん、わるくなんかない。

うかつに、悪者にするところだった。

申し訳ない。
私は、よくやっている。
ありがとう。

ベランダのティッシュを
片付けながら
心のモヤモヤが落ち着いていきました。

なんかさ
自分を悪者にすることで
前に進もうとするのも
ほどほどにしようぜと思った。
結果、悪者にしたとしても
本当にそうなのかを
わかってあげるのは大切だ。
あたたかい目線で
味方でいましょうよと
私は私に誓ったのです。

カラオケいきてーなあ。
今日もごきげんでありましょう。