FROM FRONT フロントより

日ごと秋が深まり
冬がちらついています。
楽しい連休を過ごした。
多幸感がふくふくぬくい朝でした。

何度でも味わおう。

それにしても
布団カバーを付け替えているときの
あのもごもごとした時間とか
サンドイッチを頬張ったとき
サンドしてた片側のパン生地が
ぺったりと
上顎にひっついてしまったときの時間だとか
その場にいて、ふと思う。

なんなら
必要がないと言えばない。
けれど
どうでもいいと必要性を
ぶった切ってしまうのは
やっぱりもったいないと思う。
喜怒哀楽にも属さないであろう
束の間のタイムラグのような
愛すべき無駄を
たくさん感じていたいと思う。

無駄というのは
役に立たないに直結するのだろう。
しかし
役に立つ立たないなんか
はなからなにも乗っかっていない
その純粋さに惹かれてしまうのだと思う。

つきつめれば、自然だ。

無駄も無粋も抱擁して
それ以上でもそれ以下でもない。
自然という領域を
もっと見つめ直してみたい。

今日もごきげんでありましょう。