FROM FRONT フロントより

よく晴れた朝です。
窓から見える山々の紅葉は
すっかり枝まるだしになって
あともう少しすれば
そこに雪が積もるのかと
その景色を想像しています。

季節が移ろうその境目に
枝に雪が積もるイメージをしながら
お茶を飲むなんて
俳人のような心持ちです。

575にはしませんが
思えばずっと
俳人のような心持ちなのかもしれません。
それは
誰もがそうなのかもしれない。
ただ、575にしないだけ。
そこにまとめる美学もあれば
そこにまとめないという自由もある。

と、いま
Amazonの配達が届いて
かるく抱いた違和感を垂れ流します。

チャイムが鳴って
インターフォンに出たあと
玄関で待ってたら
なかなか来ないのでドアを開けたら
配達員の方がちょうど立ち去るところで
振り返り様に「あ、置いときました」と
言われたんです。
「置いときましたけど?」みたいな
それがなにか顔でした。

それなら
インターフォンに出たときに
玄関に置いておきますと伝えてほしかった。
そう思うんです。

シャワーを浴びたあとで
あわてて服を着たんです。
それは
こっちの勝手ではあるのだけれど
玄関に置くのなら
先に置くと言ってほしいと思うのは
望みすぎなのでしょうか。
たしか
この配達に関しては
置き配の希望はしてなかったんだけどなあ。

普通の感覚というのが
もう、よくわからんです。
ま、ちょっと冬眠したい気分です。

配達に携わる方には
いつも
とても感謝しています。
今日もごきげんでありましょう。