FROM FRONT フロントより

初夏でしょか?
新緑のまばゆいグリーンに青空。
心地よい風が吹いています。

でもまた寒くなるんでしょ?
って、手放しで喜べない自分がいます。
半袖短パンでかっぽする勢いがほしい。
おいおい、早くないかい?って
二度見されるくらいの
そそっかしさがほしい。
いつから
バッグに薄手のアウターを忍ばせるような
慎重な人間になったのだろう。

理由なんかいらねえって
気がついたら海を見にとびだし
いざ来てみると
ひとりすることもなく
寒くなって帰るみたいな
なんにもならない無軌道さ。

経験という学びから
だんだんとかしこくなったのだろうか。
そのかしこさは
必要かもしれないけれど
大きく育つことで
行動をブレーキする役割に
なってしまうのだろうか。

とかなんとか考えてみたけど
さんざんやったから飽きた
というのが近いのかもしれない。
学んだとも言えるけど
ちょっとそれはこそばゆい。

しょうもないバカらしさを
胸に抱いたままこのまま
お茶目な
くそじじいになりたいと思います。

ありがたがられることもなく
ただいるだけでいいような
そんな存在になれたらいい。

今日もごきげんでありましょう。