FROM FRONT フロントより

デニムの上下を着てみたい。
でも
似合わないかもしれない。

というような
なんとなく思っているけど
実際にやっていない
もしくは手を出せていない
あるいは
思っているけど
それほどでもないことってけっこうある。

子どものころ
アイスのレディーボーデンをひとりで
ぜんぶ食べたい。
大人になったらやるもんね。
なんて考えていた。

実際に
もう大人とカウントされる年齢になって
ずいぶんと経ったんだけど
一度もやっていないし
今となってはもうすでに
そんなにいらない。ひとくちでいいくらい。

よく考えると
みんなでわけて食べたアイスを
ひとりじめするという贅沢は
子どもの自分にとって非現実的だったけど
子どもだからといって
まったく手の届かない金額でもないし
やろうと思ったらできたことなんですよね。
もしかしたら
みんなでわけて食べるから
おいしいかもしれない。
でもそれも
実際にやってみないと味わえない気持ち。
今更やってみたいと思わないけれど
ここまでやってなかったんだから
本気でやってみたいことではなかった。
淡い願いというのか
なんとなくいいなという
小ネタのようなものなのかもしれない。

つまりは
やりたいことの優先順位は
本気度で決まるんだろうな。
本気度が高いと
あれこれ考えるもなにも
もうやってるものかもしれない。
本気か
本気じゃないか。
すべてはそれだけ。
いろんなことにあてはまるかもね。

今日もごきげんでありましょう。