FROM FRONT フロントより

自分のことって
しっかり理解してないことが多いものです。
あらためて気づいた特徴があって
それは
人よりも驚きやすい。です。

たとえば、突然の大きな音。
自分の電話の着信音でもビクッとなります。
路線バスが道路脇の
排水溝の蓋の上を通過するとき
ガンガカン!と金属音がするのですが
それももれなく驚きます。
慣れることなんてなくて
わ!っと声に出して驚いています。
驚きすぎて
声を出せずに肩を上下に
ビクッとさせることも
珍しくありません。

街なかで急に走り出す人も苦手。
かけ足なんかじゃない
なにがあったのか心配になるレベルの
ぶわっと走ってくる人いますけど
本当にかんべんしてほしい。
急な用事があるのかもしれないけれど
あれは驚くというか、こわい。
あ、刺されるとも思ってしまうのです。
突発的な事件性を感じての驚きですね。

あと、スピードはぜんぜんなくても
意外と近くにいる場合ね。いつの間にか。
うしろから通り過ぎてくる自転車とか
けっこうすれすれを追い越していくのは
なんなんだろうか。
せまい道でもないのに。

最近もそんなことあって
「うわ!びっくりしたあ!」と
ハッキリ言葉にして驚いたくらいです。
「ごめんごめん!」って
カジュアルめなリアクションが
瞬時に返ってきました。
言葉も距離感近いというね。

自転車は去りますけれど
こちらは路上で大声を上げて驚いた
こっぱずかしさを
引きずったまま歩くんです。
トホホ徒歩です。

いろいろ、向いてないのかな。
改めてまとめると
そう思っています。
そして、それをどうこうしようとはせず
自分の特徴として一緒に生きていこう。
大げさかもしれませんが
そう思っています。
驚いてすみません。
くらいの控えめな気持ちで生きていきます。
ぼくの驚いた声で
驚かせてしまうことも多々あるので
それはもう本当にすみません。
でも、許して。お願い。

鳥の声とか風の音とか耳にしたいなあ。
今日もごきげんでありましょう。