FROM FRONT フロントより

春が加速してるもので
朝夕、事務所までの道のりを
歩きはじめています。

ここのところの空が
とてもおだやかなもので
まるで、ぼくらをねぎらっているみたいで
そんな都合のいいことあるかと言われても
ないこともないし
あるかもしれないよと
多くは語らずに笑っていたいと思います。

今ね
事務所がみるみると
スッキリしています。

棚の奥やそのまわり
みすごしていたところ
放っておいたもの
いろいろと出てきています。

それらを見つけて判断して
また新しいスペースができます。
なにがいるいらないが
ハッキリしたんだなあと
自分をねぎらいたくなります。

あとは、むかしの
仕事で携わった本や雑誌や
パンフレットやもろもろの制作ぶつかな。
ひと通りながめて捨てようか。
まだその箱のフタ、あけられないでいます。
見ないで箱ごと窓から捨てようか。
その様子を下から
スローモーションで撮影しようか。
やらないけどね。
ゴミとして出してしまうには
まだ気持ちが整理できていないのかも。
かといって
もう数年も放置しているものを
これからも保管しておく気もないし。
なにかどこかの場面でだれかに
役立つかもしれないとか
そんなあてもない期待は
もしかしたら執着なのかもしれないし
でもまあ
もやもやさせてくれてもいいじゃない?
それくらいさせてよ。
がんばったんだから。
でも
すっと捨てると思う。

昨日より明日だ。
過去をカタチに残さなくても
もうじゅうぶん満足している。

新しい季節のはじまりに便乗しよう。
今日もごきげんでありましょう。