もう当然なように
冷えは存在を主張してきました。
朝のシャワーから出たときの
それがもう冬を思わせます。
くるぶしの出る靴下もそろそろ限界。
自転車を漕ぎながら
そんな言葉が浮かび
それがどことなく
標語みたいなリズムで
少し可笑しくなりました。
その隙間に
昨日、お昼に初めてふらっと入った
飲食店の良かったところを
むりやり思い出そうとして
なんとかチャラにできないかと
たびたびチャレンジしだすのですが
よくもわるくもない。という
いちばん、おもしろみのない結果に
たどりついています。
相席の向かいに座った男性の
魚の食い散らかし方ったら
すごかったなあ。という強めの印象が
店とは少し関係ない出来事だったり。
食欲がじんわりと
消えそうになったくらいでした。
それは置いといても
よくないところは
いくらでも出てくるので
なんとか
よいところを見つけたいのだけど、
なんせ
また行きたいと思っていない。
これがもう結論のようで
最大の理由なんですよね。
その違いって何だろうって
いつもいつも考えます。
よくもわるくもない。
これは最悪に位置付けています。
よいほうがいいに決まってるけど
せっかくのハズレなら
大ハズレでいてほしい。
いや、答えはわかっているつもり。
やっぱり、それは愛だと思う。
愛があるかないか。
その気持ちは細部に宿ると思う。
どんなきれいごとを並べても
そこに、心すらなければ伝わらないのだ。
心の動かない店に入ったとき
そんなこと、いつも再確認するのです。
で、それは自分はどうかと
己にも尋ねるいい機会にもなります。
金曜日から三連休ですって。
天気はイマイチかもだけど
週末もごきげんでありましょう。
FROM FRONT フロントより