まだまだ
しっかりと暑い。
けれど
陽が暮れるるのが早くなっていて
朝も明るくなるのが遅くなっているのは
もうわかっています。
ゆっくりと終わっていくのですな。
それをじっと見届けるわけで
楽しい飲みの席の帰り道のような
まだ帰りたくないような
そんな気持ちになるのです。
これはもう
せつない病のひとつで
不治のやつです。
しょうがない。
せつないという感情がなかったら
絵画や小説、映画に音楽
いろんな作品が
この世に誕生しなかったと思います。
そのはっきりとしない感情と
ずっとつきあっていくのでしょう。
大袈裟に言い回していますが
ただ
夏、終わんないでくれないっかな。
それだけです。
そうはいかないのは知っているのだ。
今日もごきげんでありましょう。
FROM FRONT フロントより