FROM FRONT フロントより

2021.0907 火

今日もあたたかく晴れ。
年々、
夏の余韻が長くなっている気がします。
そのぶん、
確実に秋が短くなっていると思う。

さっき
朝ドラの「おかえりモネ」を
見終わったところでして
主人公のモネと彼の純朴な恋に
ぐっときたんです。
キュンではなく、ぐっときて、
ホロリとしていました。

私もそんな恋がしたいという
憧れのキュンではなく
もうはるか昔に失ったものに対する
ノスタルジーのような気持ちで
いつの間に
自分がそんなことになっていたのか
しみじみしました。

心が洗われるようなまっすぐな気持ち。
テレビという距離感で見守る応援の気持ち。
ういういしい二人に引き込まれるのだけど
どこかモヤモヤするんです

ホロリとしたあとに
ふと我に返るように
この言葉がよぎったんですよね。

純朴はめんどくさい。

純朴がゆえの誤解や遠回りは
もうひっきりなしにたくさんある。
軽率とは言わなくても
図々しさが必要になると思う。
とはいえ、純朴さは根っこに宿していたい。
でもいつかかならず
図々しさを
輸入しなくてはいけないときがある。
そのとき
負けないくらいの純朴さを
強度の高い純朴さがちょこっとだけあれば
いいんじゃないかと思います。
自分に言い聞かせるように
そんな結論に至りましたわけです。

あと、
どうであれ、合鍵はエロい。

ドラマを見ていない人に
なんのことかわからないことを
つぶやいて今日は〆たいと思います。