FROM FRONT フロントより

2021.0713 火

今日は暑いぞと
朝から宣言されているかのような
陽射しにやってやる感じりじり出ています。

マイガーデンと呼んで親しんでいる
知事公館庭園が昨日から開園されまして
寄らせてもらいました。さっきも。

ここは冬季閉園していて
通常なら大型連休のタイミングで
開園するのですが
コロナ騒動の対策として閉まっていました。
待ちに待ったったらない。

この場所は街の中にありますが、
それを忘れるくらいの自然に囲まれて
しっかりと存在する世界にうっとりします。
すこし疲れたとき
考えごとをしたいとき
なんにもリフレッシュできる
自分にとっては大切な場所です。

やっと開いた昨日
さっそく立ち寄ったのですが
慣れ親しんだ場所ではないような感覚に
すこし戸惑いました。

ひさしぶり!って
ときめかせてドアを開けたら
お客さんどなたです?って顔されたような
もっと言うとどこか拒まれたような感じ。

たぶんですよ
いつもより閉園期間が長かったせいで
自然界の自然っぷりが
強まったんじゃないかと。

本当の大自然って、立ち入らせない
無言の圧を感じることってありますよね。
それを思い出したくらいです。

それはしょうがないことです。

で、そこはほら
常連のつもりだし、
あつかましいほうなので、
「またよろしくね!」って姿勢で
距離感を保ちながら
見えない「のれん」をくぐったわけです。

すぐにほぐれたような気がしたので
すっと靴を脱いで裸足になってみましたよ。
ああ、気持ちよかった。これよこれ。

お通しですでに唸る。
この味この味みたいな。

ありがて〜。

でも思うんです。
自然を突き詰めると
人は立ち入らないに限るのではないかと。

でもまあ
ちょくちょく寄らせてください。

でしゃばったまねはしないので。
よろしくお願いします。
と、今日も寄ってきたわけです。
数分で2カ所ほど
蚊に刺されましたけど。

さてさて
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いつでも歓迎しています。