昨日、チャーハン欲と
ちょっとラーメン欲を満たしてくれる店の
はなしをしたのですが、続きがありました。
食べ進めてもアツアツで
うっとり食していたところ
近くのテーブルから
こんな声が耳に入ったんです。
「あんかけって、高級な中華よりも、
やっぱりこういう町の食堂のあんかけが
いちばんうまいよなあ」
ああ、聞いてしまった。
はて。
本当にそうでしょうか。
結論から言うと
「この店のあんかけはうまい」
それだけで、いいんじゃないか。
高級店をひきあいに出さなくてもいい。
まして、
高級がよくないように言う必要はない。
そして、うまいものはうまい。
もちろん、高級店もうまい。
食材や調味料、サービス、すべてにおいて
高級たる理由が整っているはず。
安い。
その不用意な発言が、安すぎる。激安だ。
深い意味はないのかもしれないけど
それも含めて
どちらの店にも失礼だと思うんです。
安易な盛りつけに気をつけたいと思います。
おなじケースで
「母親のカレーがいちばんうまい」と
したり顔で語る人を信用しません。
あたたかい料理の感想で
「心まであたたまる」と言うのも同じ。
心はそれほど単純ではない。
目に見えないからこそ
心を語るときは慎重で在りたいと思います。
つまりは、
うまいこと言おうとしなくていい。
ともなわければ、失礼になる。
これに尽きます。
うまいうまい!でいいんだよね。
ではでは
週末のひまつぶしに
memoのstoreにもぶらっと
お立ち寄りください。
FROM FRONT フロントより