FROM FRONT フロントより

赤ちゃんって
なんで喋られないんだろう。
ふと思ったんです。
人間、よくつくられているのに
わざわざの設定のような感じ。

生まれてすぐに
「ご予定より遅れて申し訳ありません。
 まずは、わたくし
 思うように動けませんので
 ご理解いただきたいのと
 指示はこちらからしますので」
って言われたらいやよね。
「どうぞ、おかまいなく」みたいな。

それじゃあ、親がいらない。
っていうか、いらないくらい
もう本当はちゃんとしてるのでは?
本当に「おかまいなく」なのかもしれない。

赤ちゃんが喋らないのは
赤ちゃんが成長する
プロセスで必要かと思ってた。
でも違うんじゃないかな。
言葉を使わないかわりに
親の想像力を
伸ばしてあげる。
そう考えるとしっくりくるんです。
だから、
わからなかったら
よく見てみればいい。
目の前にいる立派な人の顔を
それは自分そのもの。
許して信じればいい。

それでもわからないこともある。
わからなかったら
聞いてみたらいいい。
誰でもない、自分に聞くだけ。
子も自分。自分のなかの自分。
だから
誰かの言葉ではなく
自分の言葉を探す。
自分の中にある言葉。
それはかならずある。

見つからないときは
焦っているか
浮ついているときだ。
ゆっくり探す。
しっかり見る。
まずは、深呼吸ですよ。

朝、いいことがあったよ。
今日もごきげんでありましょう。