とっさ。
意識せずにでることって
身についたものでしかない。
そう思うんです。
【咄嗟】とっさ
ごく短い時間
瞬間的な時間
といいう意味だとさ。
その
とっさに出たものが
言葉やふるまいであれば
できれば、粋であったりしたい。
できればね。
そのためには
粋が身についていないといけない。
思わず
嘘をついてしまったり
誰かを責めてしまったり
なんかみもふたもなかったり
そういうのは
避けたいなあと思う。
試合では
練習で身につけたものしか
出すことはできない。
そう言ったのは
ボクサーの辰吉丈一郎だった。
ぼくはそれを聞いたとき
天才が放った言葉に意外性を勝手に感じ
じわじわとボディーブローのように
説得力が効いてきたのを覚えている。
ギターの演奏や
ライブでのパフォーマンスも
やっぱり同じことが言える。
身についたものしか出せない。
まぐれや偶然、神が降りた!
そんなこともないわけではないけど
それも含めて
身についたものだと思っている。
だからどうすればいいのか。
これはやっぱり
日頃から練習をする。続ける。
これに尽きると思う。
日々、少しずつでも
積み重ねていったものは
たやすく揺るがない。
至極、まっとうでシンプルだと思う。
でも反面
急に空飛べたらいいなとも思っている。
それもわりと本気で
身についているくらい考えている。
みんなの
それぞれの練習が続きますように。
人と比べることはないのだ。
今日もごきげんでありましょう。
FROM FRONT フロントより