FROM FRONT フロントより

あけました
盆やすみ。

たっぷり遊びました。
パソコンにふれることなく
SNSからも離れていたくらい。

それは
RSR 2020
ライジングサンロックフェスティバルへ
行ってきたんです。

いろいろ迷ったけれど
行ってよかった。
つきなみかもしれませんが
音楽って最高です。

愛と調和が
そこには存在していたはず。
幻想かもしれないけれど
ぼくにはそう感じたのは間違いない。

その日限定のセッションに出演した
TOSHI-LOWの言葉が胸に刺さった。
以下、記憶で再現。

「こんな状況になってしまうと
 決まってこんなこと言いだすやつがいる
 何がラブ&ピースだ?
 ちっとも良くならないじゃないかって。

 だけど、そいつらに言いたい。
 音楽がなかったら
 ジョン・レンノンがいなかったら
 ブルーハーツ がいなかったら
 ユニコーンがいなかったら……
 もっと
 こんなもんじゃないくらい
 ひどい世の中になってただろうって」

ぐふっと胸ぐらを掴まれたみたいに
涙があふれてしまってね
ジョン・レノンの後の固有名詞は
出演者のバンド名を挙げていって
構成もしっかりして説得力もあるのですよ。

そのMCから
仲井戸麗市の「ガルシアの風」を歌い出して
ずるいなもうってくらい
全部ふくめてすべてメッセージでした。

家に帰り荷をほどいて
シャワー浴びて
まだ午前中ながら
キャンプでのこった食材を食べて
何も考えず寝た。
ベッドにダイブするかのように
時間も決めずに睡眠を満喫したのも最高。

目が覚めて
瓶のピッチャーに冷たいお茶のパックを入れ
冷蔵庫にセットして扉を閉めたとき
日常に戻った感触がありました。

後片付けの日となった昨日は
終戦の日でしたよ。
平和を祈ります。本気で祈ります。

戦争反対。
それはそうなんだ。絶対に。
でも、この言葉はあまり好きではない。

戦争という願わないものを
反対をするために掲げることを見直したい。

例えを、
日常的スケールに置き換えると
「寝坊しない」という目標を掲げるより
「早起きをする」と宣言したほうが
シンプルに健全だし
プラスの方へ進んでいると思うんです。

寝坊しないとか
宿題を忘れないとか
廊下を走らないとか
ダメなことをしないと言うのは
目標ではないですよ。

だから願うのならば
戦争なんて
もうなくなるものとしてしまって
声高に口にしなくてもいい。

平和賛成

反意語的にするとこうなのかな。
ぼんやりして聞こえるだろうか。
耳はセンセーショナルな方に
慣れてしまっているのかもしれない。

ラブ&ピース
なにがおかしいのか。
平和がいいじゃんか。
夢なんかじゃなく
みんなが仲良くして
認め合えばいいじゃんか。
難しいことじゃないはずだ。
大人でしょ。
より良くなろうじゃないか。
子どもたちのためにさ。
大切な人の幸せを願うように
それが叶ったような
あふれる喜びを想像して
本気で祈る。

少なからずとも
音楽にはその力がある。
そう思いました盆でした。

ひさしぶりで長くなっちゃった。
今日もごきげんでありましょう。