from.Sapporo

Studio memo フロントより
  • (タイトルなし)

    炊飯器を購入した。
    それまで
    ずっと土鍋だった。
    もう15〜6年くらい。

    べつに意識が高いとか
    強いこだわりがあるわけではない。
    突然、炊飯器が壊れて
    そのタイミングで
    土鍋に切り替えたんだった。

    当時住んでいた家の
    キッチンが狭かったのと
    炊飯器のぎょうぎょうしい
    光り輝いたデザインが苦手だった。

    今回、炊飯器を購入しようと思ったのは
    息子が受験モード突入で
    ご飯をさくっと
    食べられるようにしておくためだ。
    いつでも。

    ゆったりお食事という時間を削って
    勉強を優先する。

    お弁当プラス
    おにぎり2個をもたす。
    おにぎりは、塾の前に食べる用。

    そして晩ご飯は
    食べる食べないを本人に任せて
    どちらでもいいように
    さくっとしたものを用意しておく。
    食べなかったら
    自分の朝ごはんになるくらいの感じ。

    今、大切なのは
    どちらでもいいようにしておくことだ。
    一緒に。よりも
    彼が選択する余白をそっと置いておく。

    突き放すのではなく
    そっと見守るように
    愛を込めて
    どちらでもいいようにしておきたい。

    その愛の使い方を
    自分に許可した。

    炊飯器で炊いた米は
    予想以上においしかった。
    朝、予約炊飯のアラームが鳴り
    部屋に炊き立てのお米の香りが漂う。
    めちゃくちゃ便利だし
    しあわせな気持ちになった。

    当たり前かもだけど
    炊飯器、すげー。

    無印の炊飯器にしました。
    部屋にそっとなじんでいます。
    今日もごきげんでありましょう。

memonostore facebook
memonostore instagram
memonostore twitter

PICK UP

明日

2022年6月9日

詩・小説

パーティー

2022年6月8日

詩・小説

ストリート歩く

2022年6月7日

詩・小説

チャコールの

2022年6月6日

詩・小説

友よ

2022年6月5日

詩・小説

アディオス

2022年6月4日

詩・小説

忘れるな

2022年6月3日

詩・小説

MOVIES